NISA

子どもが生まれたら考えたい ジュニアNISAのメリット・デメリット

2017年11月12日

子どもが生まれたら考えたい、「ジュニアNISA」の運用方法。

我が家は今までジュニアNISAついて調べていませんでした。

子どものいない我が家には関係のない制度でしたからね。

ジュニアNISAのイメージ的には子どもが運用できるのかな〜と漠然と思っていましたので、ここにきて真剣に考えるようになりました。

子どもが生まれてから、ジュニアNISAでの運用も視野に入れ、調べたことを記事にしたいと思います。

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ジュニアNISAとは

2016年から新しく始まった制度です。

ジュニアNISA制度では、未成年者(0歳〜19歳)を対象に年間80万円分の投資から得られた配当金、値上がり益に対して税金が5年間非課税になります。

現行制度は、税金20.315%が取られないことになる。

ここの仕組みはNISA(少額投資非課税制度)と同じですね。

NISAは未成年者名義の口座が取引きができなかったのですが、2016年からジュニアNISAにて取引きができるようになったのです。

お子さんがいて、投資に興味がある方には有益な制度です。

ジュニアNISAのメリット

最大のメリットは非課税での運用

ジュニアNISAのメリットは非課税で運用ができるということです。

投資はどうしても税金がつきまとうので、年間投資枠80万円に対して、譲渡益、配当金等に税金がかからないのは十分魅力があります。

贈与税の枠で資産移動できる

子どもに資産を移動させるわけですが、普通は贈与税がかかります。

ただし、年間110万円までは贈与税はかかりませんので(非課税)、ジュニアNISA枠80万円は非課税内に収まっており相続税の対策になります。

ジュニアNISAのデメリット

18歳になるまでは出金できない

ジュニアNISAは払い出し制限が設けられており、子どもが18歳になる前にNISA口座から引き出した場合は、過去に遡って譲渡益や配当金等に課税されてしまいます。

せっかくの非課税運用のメリットがなくなってしまいます。

贈与税の対象となる

年間110万円以上の資産を移動させると、贈与税の対象となってしまうため注意が必要です。

ジュニアNISA枠80万円までと決めておけば、110万円以下となるので問題はなさそうです。

口座開設後は金融機関の変更ができない

ジュニアNISAは1つの金融機関しか申し込みができず、以後変更することができません。

開設するときは慎重に金融機関を選ぶ必要があります。

金融機関によっては、扱っている投資商品が異なりますので十分注意する必要があります。

非課税期間が5年間しかない

メリットである非課税での運用ですが、その期間が5年間しかありません。

また、ジュニアNISA制度自体が現時点で2023年12月末となっています。

18歳まで引き出せないのに非課税期間が5年間とややこしいい制度となっているので、今後改善があるかもしれませんが。

恒久制度に変わってくれることを願っています。

子どもに代わって親が運用する必要がある

子どもは15歳まで運用できませんので、それまでは親権者が運用をしなければなりません。

子どもの資産なので重大な責任ですね。

まとめ

メリット、デメリットを挙げて比較をしてみましたが、期間が短いとしても非課税枠は使わない手はないかなと思っています。

ただし、18歳までは引き出すことができないので、お金が必要になった時に使えないというデメリットがあります。
(子どもの資産なので、勝手に使ってはダメですよ)

我が家は、子どもが生まれたらジュニアNISAを申し込むと思いますが、どのように使っていくはじっくり検討していこうと思います。

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